往復書簡③ 小1生活 親の負担は実際どんなもの?
プラットフォームデザインlab/原田愛・松本ゆい
目次
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愛さんへ
「親が一緒に伴走する時間が増えた」ということは、物理的にはやることが減ったということだと思いますが、イコール楽になった、という訳ではないですよね。私もそれはすごく感じます。
息子が学校から帰ってきて「今日こういうことがあって、それで先生に怒られた」と話してくれることがあり、怒られたと聞くと私はドキッとしてしまいますが、そこに親は介さないので、先生からの連絡は特にありません。
息子からの報告が全てで、事実確認がない。こちらから先生に確認をしようと思えばできるのですが、「先生から連絡がない限りは親は介入しない、家庭で話し合う、という学校側のスタンスなんだな。」と理解して、よっぽどのことが無い限りはこちらからアクションしないようにしています。やたらとアクションすることで、先生からモンスターペアレントと思われたらいやだ、という気持ちもほんのりあります。
愛さんの言う、「困ったらそこから学ぶ」という考え方は私も一緒で、まずは本人に任せてみようとは思っていますが、ただ、本当にこれで大丈夫かな?とやっぱり心配だし、モヤモヤと気になってしまいます。
今は私が息子に対して、『信じて手放す』の慣らし期間、という感じですかね。
ああ、そして初めての夏休みですね。
うちは就業時間が足りず学童には通えなかったので、自治体がやっている放課後子供教室事業(※)に通っていますが、夏休みもそこに毎日通う予定です。
息子に「夏休みは学校がやってないから毎日子供教室に通ってね」と伝えると、「授業しなくていいの?!やったー!!」と喜んでいました。うんうんわかるよ、その気持ち。私もそうだったよ。
我が家はお盆も含めて夫婦共に長い休みが取れないので、土日にちょこちょこお出かけする予定です。私は市報を読むのが好きで、そこでやってる企画にも参加する予定です。蟻の観察・研究会や川遊び、映画鑑賞会など、夏休みは子どもに向けた企画が多いのでありがたいです。
あ、うちも「こえのば」に子ども二人連れていきます!
そして私の難関はお弁当ですね。毎日お弁当か、、と今から憂鬱です。ただ、先輩ママから「お茶漬けいいよ!麺類も子ども喜ぶよ!」など意外なアイディアをもらったりするので、ほどよく手抜きしながら頑張っていきたいと思います。
(※)放課後子供教室事業 …放課後にランドセルを背負ったまま、友だち同士で遊びに行くことができる、小学校内の施設を利用した自由で安全な遊び場。自治体がやっている事業で無料。審査などなく登録すれば誰でも利用できる。夏休みも日・祝以外は8:00〜17:00までやっていて、我が家にとってなくてはならない存在。
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ゆいさんへ
息子くんが「先生に怒られた」と話してくれた、というお話を読んで、私も心がギュッとなりました。娘から同じように話を聞いたら「何があったんだろう」と気になって、先生にご連絡してみたくなってしまいそうです。でも、小学校では先生から連絡がない限り、子ども自身が先生や友達とのやり取りの中で学んでいくことも、大切かもしれませんね。親としてどこまで見守るのがいいのか、私もまだ手探りです。
ゆいさんが書かれていた「信じて手放す」という言葉が、とても心に残りました。
先日、学校で保護者会があり、いよいよ夏休みの宿題について説明がありました。
通常の宿題に加えて、自由研究、自由工作、自主学習……「任意です」と説明はあったものの、なんとなく「みんな取り組むんだろうな」という空気もあって(笑)。夏休みは夏休みで、また違った親の負担が始まるんだなあと感じています。
また夏休みは、お子さんの興味のあることを一緒に見つけたり、膨らませたりする時間にしてほしい、と先生がおっしゃっていました。
そこで娘に「夏休みにやってみたいことはある?」と聞いてみたところ、「ホテルに泊まりたい!」「ディズニーランドに行きたい!」という返事が返ってきて、
なるほど、それが今の娘にとって一番「やってみたいこと」なんだなあと、思わず笑ってしまいました。
そこからどうやって自由研究につながる”問い”を一緒に見つけていけるのか。この夏、最初の親子の宿題になりそうです。
保護者会や学童の説明会では、生活リズムを崩さないことの大切さについてお話がありました。夏休み中の生活習慣がその後の学校生活にも影響することがあるそうで、我が家の朝が弱い娘のことを考えたらとても心配になりました…。我が家はまず、近所のラジオ体操に参加して、朝起きるリズムだけは続けられたらいいなと思っています。
毎日のお弁当作りも大変ですよね。ゆいさんのお茶漬けや麺類のお話を読んで、「そんな方法もあるんだ!」と勉強になりました。我が家も娘が好きなおかずを入れると喜んでくれるので、それを励みに頑張ろうと思います。
そういえば、夏休みだから何か家のお手伝いを一つ始めてみようか、と娘に提案しました。
「どんなお手伝いをしてくれる?」
と聞くと、
「絵を描いたり、工作をしたりして、ママとパパを喜ばせる仕事!」
とのこと(笑)。
家事はまったく進みそうにありませんが、「喜んでもらいたい」と考えてくれたことは、なんだかうれしくなりました。
夏休みは親にとっても子どもにとっても、新しい挑戦がたくさん待っていそうです。
ゆいさんの「信じて手放す」という言葉を思い出しながら、夏休みが終わる頃には、私も今より少しだけ、その加減が上手になっていたらいいなと思っています。

