往復書簡① 小1生活、最初の1ヶ月どうでした?
プラットフォームデザインlab/原田愛・松本ゆい
目次
企画説明
4月から小学校に入学した子どもを持つふたりで、 これから月に一度、小1の生活の変化についてやり取りをしていきます。
同じ「小1の親」でも、感じていることや困っていることは少しずつ違います。 その違いや重なりを、そのまま言葉にしてみることで、 誰かのヒントや、少しほっとするきっかけになればと思っています。
今回は、「小1生活、最初の1ヶ月どうだった?」というテーマで、 それぞれの現在地を手紙で共有します。
ーゆいさんへ
小学校生活が始まりましたね。
入学前から「やることが多そうだな」とは思っていましたが、実際に始まってみると、想像以上に親が学校に行く機会が多い1ヶ月でした。
娘の通っている学校の場合は、
・事前保護者会が2回
・入学後も保護者会・面談が続く
・登下校の付き添いもあり
働きながら予定を調整するのは大変ですが、その分、学校からの情報はかなり多い印象です。
ただ、不思議なのは、これだけ情報があるのに「わからないことはわからない」という感覚が残ることです。
保育園のように毎日先生(大人)と顔を会わせる機会のある生活から一変して、
宿題や、翌日の持ち物は、子どもの記憶頼り・・・
「今日何か言われた?」と何度も聞いてしまう日々です。
「忘れた」と言われる日もしばしばです。
情報が多い安心感と、日常の細かい不確かさ。このバランスにまだ慣れないまま過ごしています。
そちらはどんな感じですか?
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ー愛さんへ
お手紙ありがとうございます。誰かと手紙のやり取りをするのは本当に何十年ぶりで、とても懐かしい、嬉しい気持ちになりました。
それもこれも小学校入学から1ヶ月経ち、本当に、やっと少し落ち着いてきたからこそ、実感することができるのだと思います。
息子の通う小学校は、愛さんの小学校のように親が実際に学校に行くことはまだ少ないですが、なんだか気が張り詰めてしょうがない毎日を過ごしていました。
入学式の日にもらった、道具箱・算数セット・教科書・ノート・通学帽子やランドセルカバー、それらすべての怒涛の名前付けに縫い付け作業。
手紙とアプリで配信される、持ち物、連絡事項、各種締め切り。
小学校への送り迎えはいつまで続けるのか、GPSを持たせるべきかなどの悩みや、学校からの持ち帰り品の確認、宿題、明日の持ち物確認などなど…。
『小1の壁』経験談は事前に色々聞いていたけれど、いざ自分が渦中に入ると「こんなに大変なの?!」と驚きが隠せません。
「なんで宿題持ち帰ってきてないの?!」
「この朝顔の種は何?!学校用?家用?!」
「毎日ノートがない!明日の持ち物がわからない!」
※毎日ノート…うちの小学校のやり方で、週間の時間割や持ち物、宿題が書いてあるノート。これがないと詰みます。
などなど、毎日のようにパニックです。
ただ、私が手を出しすぎてはいけないな、あんまり先回りして心配し過ぎてはいけないな、とも思っています。息子が学校で困らないようにと、過剰に心配しすぎている自分がいるのですが、もっと大らかに息子を見守って、息子のやることを信頼して、多少失敗しても「まあ大丈夫だよ」と言える親になりたいです。
しかしどうも心配が上回ってしまい、心配性ソワソワ母さんがやめられません。私もまだまだ不慣れな日々を送っています。
ところで、愛さんに聞きたいことがいろいろあります。
入学前にやっておいて良かったことはありますか?まだ入学して間もないですが、何かあったら教えていただきたいです。

