子育て座談会~俳優・スタッフ一緒に編~(中編)
俳優・スタッフそれぞれの立場から感じる、子育ての楽しいところ、良いところ
座談会

子育て座談会~俳優・スタッフ一緒に編~(中編)

俳優・スタッフそれぞれの立場から感じる、子育ての楽しいところ、良いところ

目次

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6.子育てって、単純に楽しいですよね?

ライト なんか単純に、子育て自体、楽しくないですか?

そら うふふ、はい、あの、大変なことはいっぱいあるんですけど。

ライト そう、そう。単純に楽しいなって。

うちは今小学生で、いろんなものに興味が増えてくの見るのも楽しいです。たぶん、その見てて楽しいの、ずっと続く気がします。

そら (笑)

ライト 言葉を習得するときだけじゃなくって、娘がこっそり影とか光とかに興味を持ったら「あっ、興味持ってきたな!」みたいな。こういうところが面白いんだな!みたいなのはちょっと眺めながら楽しんでます。

そら ずっと楽しい日々が……。すごい。ちょっとそういう意味では、希望が。

ココ 子育て、私もすごい楽しいと思って。演劇やりながら大変なんですけど、なんだろう、あの、演劇が大変すぎて子育て大変じゃないみたいなとこがあって(笑)。けっこう、演劇やってる人には推していけるとこだなと思ってるんですけど。

演出も脚本も主宰もやってるから、もうとにかくプレッシャーも、何から何まで大変だったので。妊娠中もやってたから、正直、妊娠が大変だった記憶はないんですよ。演劇が大変すぎて(笑)。

もちろん子育ては子育てで大変なことたくさんあるんですけど、演劇で追い込まれてるときと比べたら、今の状況は屁でもないぞっていつも思ってて(笑)。本当に大変なんですけどね、子育て! 現在進行形で。でもそれで思い悩んじゃうってことはなくて。

私、脚本家なので、全部ネタになるじゃないですか。経験が全部作品に活かせるので、そこはすごいいいなっていうのと、あとは、全然言うこと聞かないじゃないですか、子供って。
今目の前にいる子供を、どうやってお風呂入らせようかって考える、この、相手への注目、相手へのこの、なんて言うんですか? 集中力と、どうこの子を風呂に入れようかっていう心理が、そのままお芝居だなと思いながらやってるので、演劇作る時間は減ったけど、逆に演劇について考える時間が増えたというか。

ご縁あって、今ある高校で演技講師をしているんですけど、そういった経験も相まって、日常と演劇繋がってるなあという感覚が増して、日々楽しく子育てしてます。はい。

松本 皆さんの話聞いてて思うんですけど、演劇だけ、子育てだけじゃなくって、両方やってるからなんかいいんだなっていうの、すごい感じました。どちらもどちらに還元されてるっていうか。

ちょっと違う話になっちゃうんですけど、私、長男を産んだ後にものすごい長男に思いが集中しちゃって、一人で勝手にしんどくなっちゃったんですね。それもあって2人目が欲しいってすごく思って。

で、2人目が生まれたら、その思いが分散されて気が楽になったんです。

さらに今は子供と家族とパートの仕事と、あとはこのプラットフォームデザインlabの仕事が始まったっていうところで、いろいろ分散されて、自分がバランスを保ててるみたいなところもすごくあるなって思って。

皆さんのお話聞いてると、もう本当に相乗効果なんだなって、すごい感じました。

7.観劇とお出かけの悩み

松本 そらさんから観劇についてのテーマを頂いていたのですが、そらさん、そのことについてお話ししてもらって良いですか?

そら はい、大丈夫です。子供がちっちゃいときに、子供と一緒に見られますよ~みたいな舞台を知り合いが推してて、すごく良い試みだなって思ったんです。
でも、そのとき子供がちっちゃすぎたせいもあって「私は今!この子と一緒に舞台を観たいんじゃなくて!この子と離れて1人で集中して観劇する時間が欲しいんだ!」みたいな気持ちになってしまって、結局その舞台を観劇しなかったんですね。

欲しいときに欲しいサービスが無い!とそのときすごい思ったので、今回テーマを提案させてもらいました。
映画も、抱っこでシネマとか、けっこうあるんですよね。子供と一緒に見られる映画。
子供向けの映画じゃなくても、一緒に見られる映画ってあるんですけど、あぁ、その日しかないよね…とか、この映画は子供と一緒に見たいわけじゃないんだよね…とか、そういうのがあって。
こういうこと感じてる人って、きっと多いんじゃないかな。

ココ 託児を使うとか、子供と一緒に観劇しようとするとき、いつも思うんですけど、そもそもやっぱ劇場に行くまでが大変すぎて(笑)……そこで心折れることが多いです。
こないだ私も、このこえのわさんでも取り上げられた「うたうははごころ」さんの公演、すごく行きたいなと思って。
で、もうチケット売り切れちゃってたので、当日券あるって聞いて「お、絶対行くぞ!」と思って、この日は頑張って子供連れて行く!って、前の日燃えてたんですけど、当日雨降って、「あ、無理だ」と思って諦めちゃった経験がつい最近あって……。

行く前のハードルの高さを感じるのと、託児やってる日が限られてるので、そこで諦めちゃうことは多いですね。

そら 本当にそうですね。ベビーカーで行くとなると、ただでさえエレベーター動線ってすごく悪いから、駅の乗換とかも大変だし、雨の日、1個雨用のグッズが増える…エレベーター大変、う、やめよう、ってなりがちです。

ココ そうそう。行くまでの道をシュミレーションして「あぁ……。」みたいな。

そら ありますね…。この間、大江戸線で新宿駅に着いて湘南新宿ラインに乗り換えようとしたときに、用事がなくて急いでなかったのもあって、何の予備知識もなく降り立って、フラフラあれどこだどこだってようやく辿り着いて時計見たら、1時間経ってたんですよ。
「嘘ぉ!?同じ駅の中で!?」と思って。
あ、エレベーターじゃないと移動できないとこういうことが起きてるんだ…。
SNSで見てた、車椅子の人が怒っちゃう気持ちって「そりゃそうだよな」って思いました。

なんか、出かけるハードルと出かけたいタイミングとが一致するのって、難しいですよね。見たいならそこに合わせろって話なんですけど、合わせられない現実もやっぱりあるので…。

ココ またその、私たちが子供連れて出かけられる土日っていうのが、どこも混んでるっていうのが…。

そら 本っ当、そうなんです。

ココ そういう日は混んでるから、出たくなくなっちゃうっていうのはすごくあります。

そら そうなんですよね~、本当…。

構成・編集 安齋里美

前編はこちら

後編は3/21に公開予定です

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