子育て座談会~俳優・スタッフ一緒に編~(後編)
託児の壁・観劇の壁をのりこえたい。& 遊び場おすすめスポット教えます。
座談会

子育て座談会~俳優・スタッフ一緒に編~(後編)

託児の壁・観劇の壁をのりこえたい。& 遊び場おすすめスポット教えます。

目次

企画について

舞台芸術の仕事と子育てについて、日々抱えている困りごとや不安、嬉しいこと、チャレンジしていることなど、気の向くままに参加者同士で話し合うための会です。今回は俳優、スタッフの垣根なくお集まりいただき開催しました。

『産前と産後で舞台芸術の活動との関わり方がどのように変わっていったのか』『子育てをしていてよかったこと』などたくさんの話題を語らいました。どうぞ最後までお付き合いください。

参加者

参加者
なおえさん
俳優 小1のお子さんがいます
参加者
みどりさん
舞台音響家 小1と0歳のお子さんがいます
参加者
ココさん
劇団主宰・脚本家・演出家・演技講師 2歳のお子さんがいます
参加者
そらさん
俳優・ナレーター 4歳と2歳のお子さんがいます
参加者
ライト(プラットフォームデザインlab)
照明家 小1のお子さんがいます
参加者
松本(プラットフォームデザインlab)
アルバイト 6歳と2歳のお子さんがいます
参加者
原田(プラットフォームデザインlab)
舞台美術家 6歳のお子さんがいます
参加者
中村(プラットフォームデザインlab)
舞台美術家 小3のお子さんがいます
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8.ハードルを下げたい、でも難しい

そら 大きな劇場だと、託児ありの公演も増えてきたなとは思うんですけど、そういう劇場でも主催公演に限ってだったりするんですよね。
子連れ観劇に力を入れてる劇場ですごい気になってた舞台があったんですけど、劇場主催公演じゃなかったから託児がなくて、諦めるしかなかったんです。観たかったなぁって今でも思ってる。

ココ 私、すっかり勘違いして、託児があると思って予約したら、主催公演じゃなかったからダメだったっていう祝日月曜の日があって、もう保育園もダメだし託児も無いし、迷った末にシッターさんを呼びました。
時間がどうしようもないときは、シッターさんに頼んで見に行くことがあります。

そら そういうときって、お家でシッターさんに見てもらうんですか?

ココ あ、そうです。お家に呼んで、私が出かける前に来ていただいて、私が帰ってきたらそこで終了。

そら それですごく思うのが、劇場近くの託児とか、劇場近くの遊べるところに連れてってくれるシッターさんがいてくれたらいいのになって。料金的にも少しでも預ける時間を短くしたいなって。

原田 預けたことのあるシッターさんで、そういうこともやりますって言っていただいたことあります。出かけた先で待ち合わせして、預かってもらって、出かけた先で解散みたいなこともできますよって。サービスによっては、そういうマッチングがうまくいけばできるんじゃないかなっていう。

そら あ、マッチング次第なんですね。やっぱりちゃんと探す努力をするべきなんだな。。

原田 プラスいくらかかるけどやるよっていう方が、初めましての方でも多分います。普段頼んでるから、いつもの値段でいいよってその方は言ってくださって、劇場とかでちょっと見てもらうとかもできるのかなってそのときは思いました。

うちは子供1人で、しかもその方にけっこう長く見てもらってたから、うちの娘だったら家の外でも遊ばせられるから大丈夫かもっていうところまで来たから言ってくださったのかもしれないですけど。
でもサービスとしてやっている方もいると思います。ま、そういうの理想的にはね、劇場とかで申し込みやすいといいのかもしれないけど。

そら 嬉しいなって思っちゃいますね。
以前見たそういうサービスの口コミで、これは美容室だったんですけど、その美容室が手配した保育士さんがあまり良い方じゃなかった、というものがあったんです。
託児を頼めたら良いのにって思ってたけど、こういう問題もあるのかって思うと、信頼できる人に預けられるという点では、継続してお願いできるシッターさんの存在は大きいですね。

原田 短時間、公園で預かってくれるとかのサービスもありますよね。

そら 事務所で、子供も一緒のオーディションが何件かあったとき、参加してた人と話してたんです。子連れ世代の俳優のオーディションするときに、会場近くの会議室に事務所でシッターさんを手配してくれたらいいのにねって。

原田 私たちがイベントやるときはそういうことが必要だねっていう話もしてるので、一定数申し込みがあればできると思うんですけど、やっぱり事前予約せずに、直前に行って利用できるっていうのは、なかなか難しいってメンバーでも話し合っていて。
飛び込みでも預けられるのが理想だけど、安全面とか費用面とか考えるとやっぱりハードルが高いなと。
でも、ベビーシッターなどのマッチングサービスなら利用できるような気もするので、そういうのが進むといいなって私も思います。観劇するためのハードルを下げるっていうか。

そら いや、本当下げてくれたらすごく嬉しい。うん。嬉しいという希望だけでなんか恐縮なんですが…。

松本 私が行ってる歯医者は、当日行って子供預かってくれるんですよ。保育師さんがいるときもあるし歯科衛生士さんが見てくれるときもあるんですけど、ちっちゃい託児ルームで、「お願いします」って言えば当日預かってくれるんです。
事前予約が無いのがとても助かっていて。そういう風にフレキシブルに対応できたらいいんですけど、難しいですよね。
なおえさんの団体は、俳優やスタッフが子供連れてきていいんだよの環境ですけど、観劇のお客さんに対するサポートはありますか? 託児とか。

なおえ そうなんです。今それをふと考えていて…やっぱり、劇場によって託児ができる場所があるかとかの問題もあったと思うので、多分やれてないんじゃないかな。

ココ 私が働いてた劇場でなおえさんたちがやったときは、託児やってたと思います。

なおえ あ、そうなんですね。ありがとうございます。
全然中の人が知らない(笑)。うん、できればやりたいけれども、そうなんです。
費用のこととか規模のこととか、いろいろな裏の事情もあると思うので、難しいなって今すごい聞きながら思ってました。

ライト あ、一応今調べたら、直近の公演は託児サービスありました。

なおえ あっ、あった?え、私マジでポンコツなので本当にすいません(笑)。
あったみたいです。よかった。

ライト ってことは、全公演やってるんじゃないですか?(笑)

なおえ すいません。ポンコツすぎて本当にもう全然裏の事情分かってない(笑)。やってました! はい(笑)。

そら 素晴らしい。ありがたい。

ライト でもその、託児を劇団が入れる費用負担っていうのは大きいんですよね。正直。

そら そうですよね。

ライト 本当、だから、託児あって欲しいってすごく思うし、ギリギリまでキャンセルとかできたらいいなってすごく思うけど、劇団の懐事情のことを考えると、ちょっと、もう、難しい…難しいよね…分かる、分かるよって、すごい思っちゃう。

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